30代で上京するのは遅い?不安になりやすい理由と、行くべき人・やめたほうがいい人の見分け方
🖋この記事を書いた人
執筆者 マミ
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。

「30代で上京するのは、さすがに遅いかな…」そんな不安を抱えていませんか。20代のうちに上京するイメージが強いからこそ、30代という年齢がブレーキになってしまう気持ちはよくわかります。

しかし、30代での上京は決して遅くありません。むしろ20代にはない経験や経済力を武器にできるのが30代の強みです。一方で、30代だからこそ気をつけたいポイントがあるのも事実。向いている人とそうでない人がはっきり分かれる年代でもあります。

この記事では、30代で上京に不安を感じる理由を解き明かしながら、メリット・デメリット、そして上京すべき人・やめたほうがいい人の特徴をお伝えします。

30代で上京するのは遅い?そう感じる理由

30代になって上京を考えたとき、「もう遅いのでは」と感じてしまうのはなぜでしょうか。その不安には、いくつかの理由があります。まずは自分がなぜ躊躇しているのかを整理してみましょう。

  • 30代で東京に出て新しい生活をするのはリスクがある
  • 30代から新しい仕事を探すのは難しいと思うから
  • 地元では30代は結婚や子育てをして「安定」している

30代で東京に出て新しい生活をするのはリスクがある

30代で上京をためらう大きな理由のひとつが、「リスクが高い」という漠然とした不安です。20代であれば失敗しても取り返しがきくと思えますが、30代になると「もう後がない」と感じてしまいがちです。

東京は家賃も物価も高く、生活費がかさむのは事実。慣れない土地でイチから生活を立ち上げることへの不安は当然あるでしょう。万が一うまくいかなかったときのことを考えると、踏み出せないという気持ちはよくわかります。

しかし、30代には20代にはない経験値や判断力があります。リスクを正しく見積もり、準備をしっかりすれば、30代だからこそ堅実な上京ができるのです。

30代から新しい仕事を探すのは難しいと思うから

「30代で転職は厳しい」というイメージをもっている方も多いでしょう。確かに、未経験の業界に飛び込むハードルは20代より上がるのは事実です。即戦力を求められる場面も増えてきます。

しかし、東京は日本最大の経済都市であり、求人数は地方とは比べものになりません。これまでの経験やスキルを活かせる仕事は必ず見つかります。むしろ30代は、専門性を武器にキャリアアップできるチャンスの多い年代です。

「仕事が見つからないかも」という不安は、実際に求人を探してみることで解消されることが多いです。転職サイトやエージェントを活用して、まずは東京の求人市場をリサーチしてみましょう。

地元では30代は結婚や子育てをして「安定」している

地方では30代になると、結婚して家庭を持ち、安定した生活を送っているのが「普通」という雰囲気があるかもしれません。周囲がマイホームを建てたり、子育てに励んでいたりする中で、自分だけが新天地を目指すことに引け目を感じることもあるでしょう。

しかし、東京では30代で独身の人も多く、新しいことに挑戦する30代は珍しくありません。地方と都会では価値観が大きく異なります。「周りと違う選択をしている」と感じるのは、あくまで今いる環境の中での話です。

自分の人生は自分で決めるもの。周囲の「普通」に合わせる必要はないのです。

30代で上京するメリットとは

30代での上京には、若いうちにはないメリットがあります。経験・経済力・精神的な成熟という3つの武器を活かせるのが30代の強みです。

  • 職務経験があるから仕事の選択肢が増える
  • 経済力があるので理想の生活を叶えやすい
  • 精神的に大人なので地元を離れても病みにくい

職務経験があるから仕事の選択肢が増える

30代は、10年近い社会人経験を積んでいる年代です。その経験値は、転職市場で大きな武器になります。20代のポテンシャル採用とは違い、これまでの実績やスキルを評価してもらえるのが30代の強みです。

東京には多種多様な企業が集まっており、専門性を活かせる仕事や、キャリアアップできるポジションが豊富にあります。地方では出会えなかった業界や職種にチャレンジできる可能性も広がります。

「30代だから転職が難しい」のではなく、「30代だからこそ選べる仕事がある」と考えてみてください。

経済力があるので理想の生活を叶えやすい

30代は、20代に比べて経済的な余裕がある人が多いでしょう。ある程度の貯金があれば、上京後の生活に余裕が生まれます。初期費用や当面の生活費の心配が少ないのは、大きなアドバンテージです。

20代で上京した人の中には、お金がなくて苦労した経験をもつ人も少なくありません。経済力があることで、住む場所や生活スタイルの選択肢が広がり、理想に近い暮らしを実現しやすくなります

家賃の高い東京でも、しっかり準備をしていれば快適な生活を送ることは十分可能です。

精神的に大人なので地元を離れても病みにくい

30代は精神的にも成熟している年代です。一人で過ごすことに慣れていたり、困難への対処法を知っていたりするため、環境の変化にも比較的適応しやすいでしょう。

20代で上京した人の中には、ホームシックや孤独感に悩まされた人も多いです。しかし30代であれば、自分の感情をコントロールする術を身につけていることが多く、地元を離れても精神的に安定しやすい傾向があります。

もちろん寂しさを感じることはありますが、それを乗り越える力が30代にはあるのです。

30代で上京するデメリットとは

メリットがある一方で、30代での上京にはデメリットも存在します。事前に理解しておくことで、覚悟をもって臨むことができます

  • 20代までに養われた価値観に縛られやすい
  • 気軽に遊べる友達が作りにくい
  • 結婚や子育てする際に実家の助けを受けにくい

20代までに養われた価値観に縛られやすい

30代になると、20年以上かけて培ってきた価値観や習慣がしっかり身についています。それ自体は悪いことではありませんが、新しい環境に移ったときにギャップを感じやすい原因にもなります。

「地元ではこうだったのに、東京は違う」と感じることが多いと、ストレスが溜まりやすくなります。仕事の進め方、人との距離感、生活のペースなど、あらゆる面で違いを感じるかもしれません。

柔軟に新しい価値観を受け入れる姿勢が、30代での上京を成功させる鍵になります。

気軽に遊べる友達が作りにくい

30代になると、周囲も家庭をもっている人が増えます。職場で出会いがあっても、子育て中だったり、家庭の予定があったりして、気軽に遊ぶ約束がしにくいことも多いでしょう。

独身同士でふらっと飲みに行く、休日に遊びに出かけるといった関係は、20代の頃より作りにくくなるのが現実です。最初のうちは孤独を感じることもあるかもしれません。

ただし、東京には独身の30代も多く、社会人サークルや趣味のコミュニティも充実しています。積極的に行動すれば、新しい友達を作ることは十分可能です。

結婚や子育てする際に実家の助けを受けにくい

30代で上京し、その後東京で結婚・出産となった場合、実家の親に子供を預けるといったサポートを受けにくくなります。地元にいれば気軽に頼めることも、物理的な距離があると難しくなります。

パートナーの実家が近ければ頼れる可能性もありますが、義実家に頼むのは気が引けるという人も多いでしょう。関係性によっては、そもそも頼みたくないというケースもあります。

将来の結婚や子育てを見据えている人は、この点も考慮に入れて上京を検討する必要があります。

30代で上京すべき人・上京しない方がいい人

30代での上京は、向き不向きがはっきり分かれます

自分がどちらのタイプか、正直に見極めることが大切です。

上京すべき人

以下のような特徴がある人は、30代での上京に向いています。

東京でやりたいことが明確な人は、迷わず上京すべきです。「この仕事がしたい」「この環境に身を置きたい」という明確な目的があれば、多少の困難も乗り越えられます。

バリバリ働いて自己実現したい人にとって、東京は最高の環境です。キャリアアップのチャンスが豊富にあり、同じ志をもつ仲間とも出会いやすいでしょう。

冒険心が強い人、一人での行動が苦にならない人も上京向きです。新しい環境を楽しめるマインドがあれば、30代からの東京生活も充実したものになります。

上京しない方がいい人

一方で、以下のような特徴がある人は、上京を慎重に考えた方がいいかもしれません。

誰かとつるんでいないと不安になる人は、上京後に孤独感を強く感じる可能性があります。30代での友達作りは20代より時間がかかるため、その期間を耐えられるかがポイントです。

変化に弱い人、変化があまり好きではない人も、上京のストレスが大きくなりがちです。環境の変化を「刺激」ではなく「負担」と感じるタイプは、無理に上京する必要はありません。

貯金がない人は、そもそも上京の準備ができていません。東京は生活費がかかるため、まずは資金を貯めてから検討しましょう。

まとめ

30代で上京するのは決して遅くありません。むしろ職務経験や経済力、精神的な成熟など、20代にはない強みを活かせるのが30代です。

一方で、価値観のギャップを感じやすかったり、友達が作りにくかったりといったデメリットもあります。メリットとデメリットの両方を理解したうえで、自分に向いているかどうかを見極めることが大切です。東京でやりたいことが明確で、変化を楽しめるタイプなら、30代からの上京はきっとうまくいきます。逆に、変化が苦手だったり、一人が不安だったりする場合は、無理に上京する必要はありません。大切なのは、周囲の意見ではなく、自分の意思で決めること。後悔のない選択をしてください。上京なう、あなたの決断を応援しています。

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