上京して地元に帰る人の割合は5人に1人!地元に帰ったら負け組?考え方を解説
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執筆者 上京ガールズ

「上京したけど、やっぱり地元に帰りたい」

そんな気持ちを抱えている方は少なくありません。慣れない環境での生活や仕事に疲れたり、地元の家族や友人が恋しくなったりと、理由はさまざまです。

でも、いざ地元に帰ろうとすると「上京して帰ってくるなんて負け組なのかな」「周りにどう思われるだろう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、上京して地元に帰る人の割合や主な理由、迷ったときの考え方を解説します。「地元に帰る=負け」ではない理由についてもお伝えするので、今まさに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

上京して地元に帰る人の割合

調査結果のグラフ

まず、地元に帰りたいと考える若者がどのくらいいるのかを見てみましょう。

大学生・大学院生を対象に実施した「Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元(Uターン含む)就職を希望する割合は56.4%でした。前年から5.9ポイント減少したとはいえ、半数以上の学生が地元での就職を視野に入れていることがわかります。

また、大学進学時から就職活動時にかけて地元就職への意識が高まる傾向が示されています。都会での大学生活を経験したうえで「やっぱり地元がいい」と感じる人が一定数いるということです。

では、実際にUターンする人はどのくらいいるのでしょうか。

国立社会保障・人口問題研究所が実施した「第9回人口移動調査」によると、出生県から県外に移動した人のうち、再び出生県に戻った「Uターン者」の割合は全体の21.1%でした。前回調査から0.7ポイント上昇しており、おおよそ5人に1人が地元に帰っている計算になります。

ただし、都道府県によってもUターン率は大きく異なります。沖縄県出身者のUターン率が34.4%と最も高く、宮崎県や島根県でも30%を超えています。地元への愛着が強い地域ほど、Uターン率が高い傾向にあるようです。

一方で、愛知県や埼玉県・神奈川県・千葉県といった都市圏に近いエリアでは、県外移動歴がない人の割合が高く、そもそも出ていかないケースも多いです。

希望者は半数以上いるのに、実際にUターンするのは約2割。帰りたい気持ちはあっても、実際に行動に移すのはハードルが高いということがわかります。

上京して地元に帰る理由とは

悩む女性

上京した人が地元に帰る理由はさまざまです。ここでは代表的な5つの理由を紹介します。

  • 地元の企業で就職したい
  • 地元の方が居心地が良い
  • 地元の方が物価や地価が安い
  • 実家の家業を継ぐ
  • 東京に住む意味や目的を見出せない

地元の企業で就職したい

「地元に貢献したい」「地元の企業で働きたい」という思いからUターンを選ぶ人は少なくありません。都会で培ったスキルや経験を地元に持ち帰って活かしたいと考える方もいます。

また、都会で就職活動をしたものの思うような企業に出会えず、地元の企業に目を向けたら魅力的な会社が見つかったというケースもあります。地方の企業は都会ほど競争が激しくないぶん、自分のスキルや経験をより評価してもらえる可能性があるのも魅力です。

地元の方が居心地が良い

東京での生活は便利で刺激的ですが、その分疲れることも多いもの。満員電車、人の多さ、騒音、知り合いのいない環境……そうしたストレスが積み重なると、「やっぱり地元が落ち着く」と感じる方は多いです。

地元には家族や昔からの友人がいて、慣れ親しんだ街並みがあります。都会にはない「安心感」や「居場所がある感覚」は、お金では買えない大切なものです。東京で頑張ってみたからこそ、地元の良さに改めて気づけるということもあるでしょう。

地元の方が物価や地価が安い

東京の生活費の高さは、上京した多くの人が実感するポイントです。特に家賃は地方の1.5倍〜2倍以上かかることもあり、収入が増えても出費がそれ以上に増えてしまうケースは珍しくありません。

これから家を建てたい、子どもを育てたいと将来を考えたとき、都会のコストに不安を感じて地元に帰る決断をする人も多いです。地元なら同じ予算でも広い家に住めますし、実家のサポートを受けながら子育てできる環境も魅力的でしょう。「今は良くても、将来を見据えると地元の方がいい」と考えるのは、とても現実的な判断です。

実家の家業を継ぐ

家族が経営する会社やお店を継ぐために地元に帰るという方もいます。特に地方では後継者不足が深刻な問題になっており、「自分が継がなければ廃業になってしまう」という責任感から帰郷を決める人もいるでしょう。

家業を継ぐことは、単に仕事を引き継ぐだけでなく、家族の想いや地域との繋がりを守ることでもあります。東京で身につけたビジネスの知識やマーケティングのスキルを活かして、家業をさらに発展させるという選択は、とても前向きなUターンの形です。

東京に住む意味や目的を見出せない

上京当初は「東京で夢を叶えたい」「新しいことにチャレンジしたい」と思っていたけれど、いつの間にか「何のために東京にいるんだろう」と感じるようになったという方もいます。

目的があって来たはずの東京なのに、毎日仕事に追われるだけで、やりたかったことに近づいている実感がない。そんな状態が続くと、「地元に帰って一度リセットしたい」という気持ちが湧いてくるのは自然なことです。東京に住むこと自体が目的ではないので、目的を見失ったときに立ち止まって考えるのは大切なことでしょう。

上京して地元に帰るか迷ったときの考え方

悩んでいる女性

「帰りたいけど、本当に帰っていいのかわからない」

そんな方に向けて、判断のヒントになる3つの考え方を紹介します。

  • あなたのやりたいことは都会じゃないと実現できないか
  • どうしても実家に帰らないといけない理由があるか
  • 地元に帰るのは「もう少し後」じゃダメなのか

あなたのやりたいことは都会じゃないと実現できないか

まず考えたいのは、今やっていること、あるいはこれからやりたいことが「都会でなければできないことかどうか」です。

たとえば、IT業界やエンタメ業界など、東京に企業が集中している分野でキャリアを積みたいなら、都会にいる方が圧倒的にチャンスは多いです。さまざまな職種にチャレンジしたい、専門性を高めたいという目標がある方は、もう少し東京で頑張ってみる価値はあるでしょう。

一方で、リモートワークが可能な仕事や、地方にも需要がある職種であれば、必ずしも東京にいる必要はありません。ただし、地方は求人数が少ないぶん、転職の選択肢が限られる場合もあります。帰る前に地元の求人状況をリサーチしておくことは大切です。

どうしても実家に帰らないといけない理由があるか

親の介護や家業の後継、家族の事情など、「帰らなければならない理由」がある場合は迷う必要はありません。家族のために帰る決断をすることは、立派な選択です。

逆に、「なんとなく帰りたい」という気持ちだけで動くと、地元に帰った後に「やっぱり東京の方が良かった」と後悔する可能性もあります。感情だけで判断せず、帰る理由と帰った後の生活を具体的にイメージしてみることが大切です。

地元に帰るのは「もう少し後」じゃダメなのか

迷っているなら、「今すぐ帰らなくてもいいのでは?」と一度考えてみてください。

筆者は20代の頃に地元に帰るか迷ったことがあります。でも結局、帰らない選択をしました。なぜなら、地元に帰るのは歳を取ってからでもできると思ったからです。東京でしかできない経験を、若いうちにもっと積んでおきたかったのです。

もちろん、早く帰った方がいいケースもあります。でも、「いつか帰りたい」程度の気持ちなら、今は東京で頑張って、帰るタイミングは後で考えるのもアリです。都会での経験は必ず自分の糧になりますし、地元に帰ったときにその経験が活きる場面はきっと出てきます。

「今しかできないこと」が東京にあるなら、もう少しだけ踏ん張ってみてもいいかもしれません。

上京して地元に帰るのは負けじゃない!出直すこともできる

気分が晴れやかになっている女性

「上京して地元に帰るのは負け組」

そう思っている方がいるかもしれませんが、それは断じて違います

上京して東京で生活したこと自体が、すでに大きなチャレンジです。慣れない環境で一人で頑張った経験は、地元に帰っても必ず活きます。東京で得たスキルや人脈、視野の広さは、地元では持っていない人が多い貴重な財産です。

それに、一度地元に帰ったからといって、二度と上京できないわけではありません。実際に、Uターンした後にもう一度東京に戻ってくる人もいます。「地元に帰ってみたけど、やっぱり東京で挑戦したい」と思ったら、また上京すればいいのです。

人生は一回きりの勝負ではなく、何度でもやり直せるもの。地元に帰ることを「撤退」ではなく「戦略的な選択」と捉えれば、気持ちもずっと楽になるはずです。

まとめ

上京して地元に帰る人の割合は約21.1%で、おおよそ5人に1人がUターンを経験しています。希望者は56.4%と半数以上いるものの、実際に行動に移すのはそのうちの一部です。

地元に帰る理由は、地元企業への就職、居心地の良さ、生活コストの安さ、家業の継承、東京での目的喪失などさまざま。どの理由も「逃げ」ではなく、自分の人生をより良くするための前向きな判断です。

迷っている方は、「やりたいことが都会じゃないとできないか」「どうしても帰らないといけない理由があるか」「もう少し後でもいいんじゃないか」の3つの視点で考えてみてください。大切なのは、自分が納得できる選択をすること。地元に帰っても、東京に残っても、あるいはもう一度上京し直しても、それはすべてあなたの人生の一部です。どんな選択をしても「負け」ではありません。自分らしい暮らし方を見つけることが、なによりも大切です。

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