

就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
両国というと、「相撲」をイメージする方が多いのではないでしょうか?両国国技館などの観光スポットがあることから、多くの観光客が訪れています。
では、住みやすさはどうなのでしょうか?
今回は、両国で女性が一人暮らしをするなら知っておきたい情報をまとめました。
もくじ
一人暮らし希望の女性目線で語る『両国』の情報

画像引用元:https://tokyo-trip.org/spot/visiting/tk0473/
まず、両国がどのような街なのか、その基本情報から知っていきましょう。両国に上京した場合快適に暮らせるかどうか、気をつけるべきポイントは何か。
その他にもスーパーの有無や、気になる治安についてもまとめています。
両国周辺の施設
まずは、生活に欠かせないスーパー、商店街などの施設の情報から見ていきましょう。
・まいばすけっと両国横綱横丁店
・マルエツプチ両国緑一丁目店
・マルエツ両国亀沢店
・サミットストア両国石原店
・生鮮マルシェ
・横綱横丁(商店街)
深夜0:00まで営業しているスーパーも多く、マルエツプチは24時間営業で時間を気にせず買い物できる点が魅力です。
ただ、駅から少し離れたお店もあるので、自転車を利用した方が便利かもしれません。また、横綱横丁にはちゃんこ料理屋や居酒屋など、美味しい飲食店が立ち並んでいます。
飲み屋街となっていることから夜も賑わっていて、お酒が好きな方にぴったりのスポットですね。
・相撲博物館
・江戸NOREN
・旧安田庭園
駅から徒歩3分ほどの場所にある江戸東京博物館は、両国の有名スポットの一つです。江戸の街を学習できる展示もあり、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になって楽しむことができます。
相撲博物館は両国国技館の中にある博物館で、相撲に関する歴史や資料が展示されています。
そして旧安田庭園は、敷地内に池があったり豊かな自然が広がる庭園です。

両国の治安
両国は墨田区の中でも、治安が良いエリアとして知られています。(※墨田区で治安が良くないと言われるのは、錦糸町など歓楽街のある一部エリアだけです。)
実際に両国は過去1年間を通して粗暴行為は数件しか発生しておらず、他のエリアと比べて犯罪件数は少ないです。
また、駅周辺のエリアでは公然わいせつといった犯罪も発生しておらず、女性も安心して暮らすことができます。さらに、警察官や町内会の方がパトロールをしているということも、安心できるポイントですね。
両国は全体的に治安が良い街ですが、夜は人通りが少なくて静かです。

両国のここが魅力
次に、両国で一人暮らしをする魅力をご紹介します。
両国一人暮らしのメリット
・治安が良く、女性も安心して生活できる
・都心への交通アクセスが良好で、通勤通学がラク
両国は駅周辺に飲食店や居酒屋が多く、お酒が好きな方や外食派の方にぴったりの街ですね。そして、何よりも治安が良いことが大きな魅力の一つでしょう。
他のエリアと比べても犯罪件数は少ないですし、女性の一人暮らしでも安心です。
両国のここが惜しい
続いて、両国に住むデメリットを見ていきましょう。
両国一人暮らしのデメリット
・墨田区の他のエリアと比較すると、家賃相場が少し高め
両国には小型のスーパーはいくつかありますが、ショッピングモールなどの大型商業施設が少ないです。食料品以外の物(洋服、雑貨など)を買う場合は、少し不便かもしれません。
ただ、都心への交通アクセスは良いので、気軽に買い物に出掛けやすいですね。
また、墨田区の中でも家賃が高めということも、惜しい点として挙げられます。
家賃相場に関しては後で触れますが、上京予定で金銭的に余裕がない方は少し手が届きにくいと感じるかもしれません。
両国から各都心までのアクセス

ここで、両国の交通アクセスの良さについてさらに詳しくご紹介します。
・都営大江戸線
両国には都心へのアクセスが良好な2路線が通っています。ちなみに、これら2つの駅は徒歩で約7分ほど離れた距離にあるので、利用する場合は注意してください。
都心の主要エリアまでかかる時間は、以下の通りです。
・銀座:乗り換え1回で約22分
・渋谷:乗り換え1回で約28分
・池袋:乗り換え1回で約27分
このように、ほとんどのエリアに乗り換え1回、または乗り換えなしで通うことができます。
この他にも秋葉原には約4分で行けるので、山手線を利用する際にも便利ですね。
両国の家賃相場

治安が良いエリアとして知られる両国ですが、家賃相場はどのくらいなのでしょうか?
ここで、一人暮らしの選択肢として選ばれやすい、1R・1K、そしてシェアハウスの家賃相場についてご紹介します。
1R
両国の1Rの家賃相場は約8.6万円です。東京23区で比較すると、両国は平均的な金額ですね。
実際に探してみると6万円台の物件もありますが、築年数が古いなど不便な点が目立ちます。
オートロック付き、バストイレ別、駅から徒歩10分以内など、女性が快適に暮らせる物件は、8万円~で探す必要がありそうです。
1K
両国の1Kの家賃相場は約10.4万円です。1Rよりも1万円以上高くなるので、手が届きにくいという方も多いかもしれません。
ですが、探せばオートロック付き、バストイレ別で7万円台の物件も見つかりますよ。ただ、このくらいの金額だと、駅からの距離や築年数を妥協する必要がありそうです。
駅から10分以内、築年数10年以内の物件で絞ると、8万円~のところが多いですね。
シェアハウス
「上京費用をできるだけ抑えたい」そんな方には、シェアハウスがおすすめです!
シェアハウスが上京に向いている理由については、実際にシェアハウスで暮らしてるリンちゃんがまとめてくれているので、是非ご覧ください
両国のシェアハウスの家賃相場は約5万円。単身者向けの物件と比べても、かなり安くなっていますね。
中には個室タイプ、駅から10分以内で4万円台の物件もあります。
ドミトリー(相部屋)で3万円台のところもありますが、快適に暮らすなら個室タイプの方が良いでしょう。
上京して両国に住むのが向いている人
両国は相撲の街として知られながらも、都心へのアクセスが良く落ち着いた住宅地として人気があります。
生活の利便性を重視しつつ、歴史や文化に触れたい人に特におすすめできる街です。
両国での暮らしが向いている人の特徴を挙げると次の通りです。
- 都心への通勤や通学を重視する人
- 歴史や文化に関心がある人
- 静かな環境で暮らしたい人
- 生活利便性を求める人
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
都心への通勤や通学を重視する人に便利
両国駅には総武線と大江戸線が乗り入れており、新宿や東京駅といった主要エリアへ短時間でアクセスできます。
通勤や通学に便利で、時間を効率的に使いたい人にとって理想的な立地です。
総武線を利用すれば秋葉原や新宿方面、大江戸線を使えば六本木や都庁方面にも直通で行けます。
複数路線が利用できるため、目的地に合わせて柔軟に移動できるのも利点です。
毎日の通勤が快適に行える環境を求める人に適しているといえるでしょう。
歴史や文化を身近に感じたい人におすすめ
両国は相撲の街として有名で、国技館をはじめとする相撲関連施設が集まっています。
観光地としての側面もあり、日常生活の中で伝統文化に触れられるのが特徴です。
日本の歴史や伝統を肌で感じながら暮らしたい人に向いている地域といえるでしょう。
また、江戸東京博物館や浮世絵美術館など、歴史や芸術に関する施設も多くあります。
休日には文化的な体験を気軽に楽しめるため、知的好奇心を満たしたい人や芸術に親しみたい人にもぴったりの街です。
静かな住環境を求める人に適している
両国は観光地の一面を持ちながらも、住宅街は落ち着いた雰囲気に包まれています。
夜間は比較的静かで、繁華街特有の騒がしさが少ないため、心穏やかに暮らしたい人や在宅ワークに集中したい人にとって快適な環境です。
駅周辺には飲食店も点在していますが、住宅地に入ると落ち着いた景観が広がり、安心して生活できます。
静けさと利便性の両方を兼ね備えたエリアを探している人に、両国は大きな魅力を持っています。
生活利便性を求める人におすすめ
両国は下町の雰囲気を残しながらも、スーパーやドラッグストア、飲食店が充実しており、日常生活に必要なものを身近でそろえることができます。
生活の利便性を重視する人にとって、両国は快適に暮らせる街といえるでしょう。
また、隅田川沿いには散歩道や公園も整備されており、日常的に自然を感じながらリフレッシュすることも可能です。
買い物や外食に困らず、かつ健康的な生活を送りたい人にとって、バランスの良い環境が整っています。
両国に住んだ経験がある女性の口コミ・評判
それでは、実際に両国に住んでいる方、住んだ経験がある方の声を聞いてみましょう。


まとめ
以上を踏まえて、上京して両国で暮らすのに向いている方についてまとめます。
・交通アクセスの良さを優先して物件を探したい方
両国は治安が良くて、交通アクセスが良好な街です。粗暴行為や公然わいせつなどの犯罪件数が少なく、女性の一人暮らしでも安心して生活できます。
都心の主要エリアにも行きやすいので、通勤通学はもちろん休日の外出にも便利ですよ。
今回ご紹介したメリットとデメリットも踏まえて、あなたにぴったりなお部屋を見つけてみてくださいね。