【上京マニュアル】上京準備から引越し方法、引越し後の手続きまとめ
🖋この記事を書いた人
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
執筆者 マミ

初めての上京生活、とってもワクワクしますよね!
華やかな東京での生活は、誰だって心躍るもの。

ですが、そんな楽しい暮らしを手に入れる前に、まずは引越しをしなければいけません!

  • でも、上京の時って何を持って行ったらいいの?
  • 引越しって、難しい手続きも必要なんだよね?
  • この家具持っていきたいけど、部屋に入るかな?

引越しは新生活へのワクワクで楽しく感じられる一方で、様々な不安が付きものですよね。

私自身も上京で引越しを経験しましたし、仕事柄これまで多くの方の上京のサポートをしてきました。

・・・ということで今回は、これから上京を控えている方向けに「上京の引越しマニュアル」を伝授したいと思います!

上京するためにやっておく引っ越し準備マニュアル

まずは、上京する前にやっておいて欲しい手続きや準備について、リストアップしてご紹介します。

この手順に沿って進めば、失敗のない新生活をスタートできますよ!

準備を怠ると上京初日から躓いてしまう可能性もあるので、忘れずに行っておきましょう。

しっかり準備して、楽しい上京生活をスタートしてくださいね!

引越し資金を貯める

引越しにどれくらいの資金が必要か、ご存知でしょうか?
まずは簡単に引越し資金の目安をご覧ください!

引越しに掛かる費用の一例

種類金額

物件費用 30万円
引越し費用 4万円
家具家電費用 10万円
交通費 2万円

合計

46万円

ざっとまとめるとこのようになります。
これに加えて、上京して2~3ヶ月分ほどの生活費があった方が安心なので、さらに50万円ほど。

つまり普通に都内のマンションに引っ越そうと思うと、100万円もの資金が必要になるんです・・・!
正直すごく高いですよね・・・(困)

ただ、上京資金はいくらでも節約することもできます!

例えば?
  • 上京支援サービスを利用する
  • ゲストハウスを利用する
  • 社員寮付きの職場を探す

・・・など、様々な方法があります!
これらのサービスを利用すれば、家具家電の購入費や敷金礼金を大幅にカットできますよね。

そうすれば、上京のために貯めなければいけない資金もかなり減らせます!
お金は掛からなければ掛からないほど嬉しいですからね~(笑)

 

引越し先をどこにしようかなんとなく決めておく

まず初めに、上京してからの就職先や進学先はすでに決まっていますか?

決まっているなら、これをもとに引越しの候補地を決めていきます。

  • 通勤通学先の近隣エリア
  • 通勤通学先に電車やバスで通いやすい沿線エリア
  • 治安が良く女性の一人暮らしも安心なエリア
  • スーパーや病院が近いなど、生活しやすいエリア

通勤通学の時間を優先するか、治安の良さや暮らしやすさを優先するかは、人によって違います。

自分が優先したい条件を考えて、私たち不動産会社に相談してみてください!

特に女性におすすめなのは、通勤通学しやすいことはもちろん、「治安が良くて安心して住める場所」です!

東京は人が多い分、女性の一人暮らしを狙った犯罪件数も多いです・・・。
なので、安全に住める場所を選ぶに越したことはありません!

また、女性ならオートロックや築浅物件、2階以上など、家の綺麗さやグレードも気になるところ。
エリアによっては築年数の古い家や狭くて条件の悪い家しかないという事も考えられるので、注意しましょう。

東京の治安の良いエリア・女性の一人暮らしにおすすめの場所については、こちらの記事を参考にしてみてください。

引越し業者を調べる

資金が貯まって引越し先が決まったら、次は引越し業者を調べましょう。

業者選びも引越しをする上でとても大切なことなんです。

  • 距離に応じた引越し費用
  • 一人暮らし向けのお得なプランの有無
  • 早めの申込で割引があるかどうか

など、引っ越し業者によって様々な部分で違ってくるからです。
引越しはできるだけ費用を抑えたいですよね。

先ほど、引越し業者を利用する費用の目安は、約4万円と紹介しました。
ですが、工夫すれば3万円以下にも抑えられるかもしれません!

なぜなら、どれくらいお金が掛かるかどうかは、距離や荷物の量によって大きく左右されるからです。

大きな荷物や重い荷物が無いのなら、引っ越し業者を利用しないで済むことだってあるのです。

例:上京先で必要な大型家具や家電を購入する場合
上京後に新規購入すれば引越し業者に運んでもらう必要ナシ!
⇒その結果、小物類だけを実家から移動するだけでOKになる!
⇒小物だけなら引越し業者は頼らず、宅配業者を利用しダンボールで送ればOK!
GOOD!引越し費用が浮く!!
大型家具や家電はないけど、さすがにダンボールで送る量・重さじゃないな・・・・。

こんなケースもありますよね。

そんな場合は、早めに申し込むと割引してくれるような引っ越し業者もあります!

 業者を使う場合は、最低でも上京する1~2ヶ月前くらいから見積もり相談をしておくと良い◎

引越しに必要な手続きを済ませておく

それから、引越しに必要な手続きも済ませておかなければいけません。

手続き内容期限

①住民票の移動 引越し日前後1週間以内
②転出届の提出 引越し日前後1週間以内
③住所変更手続き 引越し日前後1週間以内
④印鑑登録 引越し日前後1週間以内
⑤引越し業者の手配 引越し日から1~2ヶ月前
⑥携帯電話の契約の住所変更 引越し日前後2週間以内前
 住民票は必ず移しておくのがおすすめ!
住民票を移さないと必要な書類がまず実家に届いてしまうので、二度手間になってしまいます!

そして、これらの手続きには期限があります。
最初の①~③は全て住んでいる市役所、そして引越し先の区役所で一度に済ませられるのでまとめて行なうのが良いでしょう。

既に地方で一人暮らしをしていて上京することになった場合

今現在、上京前から一人暮らしをしている人は、下記の手続きも忘れずに済ませて下さい。

手続き内容期限

①電気やガス、水道などライフライン周りの手続き 引越し日前後1週間以内
②郵便物の転送届の提出 引越し日前後1週間以内
③インターネット契約の解約 引越し日前後2週間以内

特にライフライン周りの手続きは、必要なくなった時点で解約。
じゃないと無駄に料金を支払うことになってしまうので、注意してくださいね。

いらないものを処分する

引越し費用は荷物が少なければ少ないほど抑えられます!

なので、上京後必要が無いであろうものは上京前に処分して、最低限の荷物を持っていくようにしましょう。

荷物が多ければ多いほど、引越し後の荷ほどきにも時間が取られますからね・・・(笑)

例えば?
  • ほとんど着ない服は持っていかない
  • ボロボロの古い服は捨ててしまう
  • 意外とかさばるカバンや帽子も必要最低限で
  • 上京後に必要のない書籍類は持っていかない
  • インテリア類は上京後に購入できる!

これらのことを考えて、荷造りをしてみてください。

また大型の家具や家電などは、時間に余裕があれば市区町村の粗大ごみ回収に、余裕がない場合は不用品回収業者に引き取りを依頼しましょう。

もしも民間業者に依頼する場合、悪質業者も多いので引越し前に嫌な思いをしないよう、クチコミの良い不用品回収業者を選んでくださいね。

引越し時に荷物を整理する際、どうしても身の周りにあるものは思い入れがあって持って行きたくなる気持ちもわかります!

ですが、華やかな上京生活を送る上で、それは本当に必要なものなのか?
それを考えて荷造りをしてみましょう!

最悪、インテリアや本などは、後で必要になれば実家で暮らす家族に送ってもらうこともできますよ。

内見のときに家具家電を置くところの寸法を測っておく

引越しをする以上、必ずしておきたいのが家の下見、つまり内見です。

内見に行く時は、必ずメジャーを持参して下さい!

親切な不動産会社なら、社員の方がメジャーを常備しているかとは思いますが念のため。

「この部屋に住む可能性が高い」と思ったら、そのメジャーで部屋の寸法を測っておきましょう!

こんな事をメモしておこう

  • 部屋が何m×何mなのか
  • 天井の高さは何mなのか
  • 柱の位置・高さ
  • 窓の位置・大きさ
  • 冷蔵庫や洗濯機を置くスペースの寸法

なるべく細かく、メモしておくのがオススメです!

特に冷蔵庫や洗濯機を置くスペースの寸法は大事です。

そうしないと、家具や家電をせっかく買ったのに置くスペースが合わない、なんて悲しい事故が起こる可能性もあるので・・・。
このケースよくあるんですよ!

家具家電を置くところの寸法は1cm単位できっちりと記録しておくことが重要です。

大型家具の搬入がある場合は、扉の縦横のサイズも計っておくといいでしょう。

このようにすると引っ越し前に部屋のレイアウトを決める事が出来ます。

置く場所が決まっていると、引越し業者の方にそれらの家具家電を最初から所定の位置に置いてもらえます。

そうすれば重い家具や家電を自分で運ぶ必要も無いので、女性一人でも楽に引越しできますよ!

東京の女性の一人暮らしの生活費はこちらの記事で詳しく解説してます!

 

キッチン・リビングなどスペース別に荷造りする

荷造りをする時、必要なものから順番に、ジャンルをごちゃ混ぜにしてダンボールに詰めてしまう方が多いです。

でもそれは荷ほどきをする時にすごく大変・・・!(汗)

持っていくものは、「置く場所ごとにダンボールを分ける」ことをおすすめします。

例えば、キッチン用品はキッチン用品で、リビングに必要なものはリビングでひとまとめに、など。

さらに、それらのダンボールに何が入っているか、簡単にでも良いのでラベリングしておきましょう。

そうすれば、ダンボールの中に何が入っているのかわかりやすいので、荷ほどきのスピードが格段に上がりますよね。

 ラベリングは必ずダンボールの側面にする!
どこからでも簡単に中身がわかるように、側面2面くらいに書いておくと後々便利です。

それから、食器や本などの重いものをひとまとめに入れると、重くなりすぎて女性だと自分で運ぶことができません。

それらのものは必ず小分けにして、自分でも運べる程度の重さにセーブしておくことをおすすめします!

服や布類など、軽いものとセットにするのも良いですね。

必要な家具家電を揃えておく

次に、一人暮らしに必要となる家具家電について。

まずは、多くの方が上京スタート時から必要だと感じた家具家電についてリストアップします。

一人暮らしに必須の家電

家電金額目安

冷蔵庫 3万円
洗濯機 4万円
エアコン 4万円

本当に必要最低限、と考えるとご覧の通り。

照明やエアコンは備えつきの部屋もあるのでそこは物件に合わせて揃えましょう。
次に家具です!

一人暮らしに必須の家具

家具金額目安

テーブル 1万円
ベッド 2万円
食器棚 5千円
本棚 5千円
クローゼット 1万円

正直、ここは物件選びや物の量によって違ってきますね・・・。

例えば、クローゼット付きの部屋ならクローゼットを新たに購入する必要はありません。

キッチン収納が豊富なら食器棚を購入しなくても良いですし、ベッドではなく布団派ならベッドも購入しなくてOKです。

逆に、最初からテレビを家に入れるなら、テレビ台が必要になりますよね。

家具は家電よりも優先度が低い

家具は家電よりも優先度が低いので、これから物が増えていくにつれて少しずつ用意していけばOKです。

実家の家具を持って行ったり、リサイクルショップで中古を購入して費用を節約するのもいいですね!

  • 最低限何が必要か?
  • どうやって手に入れるか?

本当に必要なものを考えて取捨選択しましょう!

私は上京当初、格安のカラーボックスを駆使して収納スペースを増やしていました。

カラーボックスは、サイズも色も様々なのですごく使えますよ!

電気・ガス・水道のライフラインに連絡をする

忘れてはいけないのが、電気やガス、水道などのライフラインへの連絡です。

これらは入居が決まって敷金礼金や前家賃を支払った段階で、連絡すれば使えるようになります。

引越し当日にはライフラインが使える状態になるように、早めに連絡を入れて手続きをしましょう!

申し込む時期の目安

ライフライン時期

電気 1週間前に電話連絡。
(※東京電力エナジーパートナー)
ガス 1週間前に電話連絡。
(※市区によりガス会社が異なる)
水道 1週間前に電話連絡。
(※市区により窓口が異なる)

基本的に、電気と水道は立ち合い不要で、連絡しておけば引越し当日には使えるようになっています。

立会いが必須のもの
  • ガスの開栓
  • インターネットの設置工事

ガスの開栓は繁忙期の場合予約が埋まってしまう可能性もあるので、ガスは遅くても1週間前には連絡しておきましょう。

万が一、準備が間に合わず近隣に飲食店やコンビニが少ない場合は、ゴーストレストランの利用をご検討ください。

引っ越しは体力を使いますし、環境の変化によって体調を崩しやすいので、デリバリーで美味しいものを食べて力を付けてくださいね。

またインターネットの設置工事は、上京後1~2日の間に工事ができるよう、ネットで依頼をしておきましょう。

  建物の状況によっては即時のネット開通が出来ない可能性があります!
問題がないか事前に確認しておきましょう!

引っ越し後のやることをメモしておく

引っ越した後にもやることは山積みです・・・!

引越し後にやらなくてはいけないこと

家具金額目安

転入届の提出 引越し後1週間以内
マイナンバーの手続き 引越し後1週間以内
運転免許証の住所変更 引越し後1週間以内
携帯電話・ネットなどの住所変更 引越し後2週間以内
大家さんや近隣へのご挨拶 引越し後1~3日以内

簡単に挙げるとこのような感じ。

特に手続き関係は意外と忘れがちなので、やることをしっかりとメモしておきましょう。

ここでは基本的な項目を紹介しましたが、人によっては大学の入学手続きや就活やバイト探しなど、他にもやるべきことがあるかもしれません。

いずれにしても、あらかじめやることがわかっていれば、引越し後に慌てる必要もありませんね。

しっかりと余裕を持って上京後の手続きを済ませてしまいましょう!

上京引越しまとめ

このように、日本に暮らしている以上、引越し後も様々な手続きが必要です。

上京して独り立ちをする以上は、引越しに関する手続きを自分で行わないといけませんよね!

やる事が多いので、もしかしたら自分で全部できるか不安に感じてしまうかもしれません。

でも大丈夫!
上京した方たちは全員これらの道を通ってきています!

不安なときは、上京をサポートしてくれた不動産会社や、応援してくれる家族や友達を頼りましょう!

このサイトでも、住みやすい街選びや上京費用の節約のコツを紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

スマートに引っ越しと各手続きを済ませて、上京後の新生活を存分に楽しんでくださいね!

高時給バイトで東京暮らしを豊かに!
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