就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
一人暮らしを予定しているお客様からよく相談されることが「安全面」です。
- 安全性の高いマンションに住みたい!
- 治安の良いエリアに住みたい!
安全面はお部屋選び、そして自分自身の防犯意識両方で気をつけるべきことがあります!
私自身も上京して今都内に住んでいる身。
この記事を読んでいる皆さんにも上京したからには、安全に楽しく、有意義な上京ライフを過ごしてほしいです!
そこで今回は、女性に知っておいてほしい『一人暮らしにおいて気を付けるべきこと』をご紹介します。
そして安全な部屋の選び方についてもお教えするので、これから一人暮らしする方はぜひ参考にしてくださいね!
もくじ
女性の一人暮らしは防犯を意識しよう
脅すつもりではありませんが、一人暮らしは危険が付きもの。
東京は人が多く魅力的な場所である反面、人が多いからこそ危険や犯罪の可能性も付きまといます。
特に女性の一人暮らしは、空き巣犯や下着泥棒などの犯罪者からは格好の的・・・!
被害に遭わないためにも、自分で防犯対策をすることが大切です。
それでは、具体的にどのようにすれば良いのか解説していきますね。
警視庁の事件事故の犯罪マップはこちらからも確認できます!
女性の一人暮らしで気をつけること
一人暮らしをする以上、自宅や自分を守れるのは自分しかいません。
ですので、これらの防犯対策はぜひやっておいてください!
ちょっとした意識でも、防犯レベルはかなり高くなりますよ。
鍵の閉め忘れ
これは絶対に気を付けましょう!
窓や玄関の鍵を閉め忘れていれば、当然空き巣犯に入られる可能性は十分にあります。
万が一、自宅にいる時に鉢合わせしてしまうと自分の命にも危険が及ぶ可能性もあります。
対策方法
下着類の洗濯
ベランダに堂々と下着を干していると、女性の一人暮らしであることがバレバレです。
なので下着泥棒に狙われたり、空き巣の標的にされやすくなってしまいます。
対策方法
男性の存在は大きな抑止効果がある。
ドアの覗き穴
インターホンカメラが無い物件の場合、玄関に付いた覗き穴(ドアスコープ)から訪問者を確認することになりますよね。
この覗き穴、通常外から中の様子を覗くことはできません。
ですが、双眼鏡や単眼鏡などを使うと、室内を覗くことができてしまうんです!
また、夜に外から覗いてみると、電気が点いているかどうかわかってしまいます。
中を覗かれたり、自宅にいるかどうかが犯罪者にバレてしまうことに繋がるので、覗き穴を塞げるものを買っておくと安心です。
対策方法
夜の帰り道
ただでさえ暗い夜道は怖いですし、後ろに怪しい男性が歩いていたら不安になりますよね。
特に夜道の一人歩きは、ストーカーや性犯罪被害に巻き込まれる可能性が高くなってしまいます!
ですので、仕事や学校から帰るときは暗い道は避けて、明るい道や人通りが多い道を選びましょう。
対策方法
いろんな帰り道のパターンを作って不審者にマークされないようにする。
ゴミ出し
私の友人の女性も、ゴミ漁り被害に遭ったことがあります。
どうやらゴミ漁り犯は、夜に出されたゴミから、めぼしい(女性が出したと思われるものなど)ものを持ち帰っているようです。
住所と名前がわかるだけで、犯罪に巻き込まれる可能性は跳ね上がります。
ゴミとして捨てた物の中から勝手に自分のものが売られていたりもするので、ゴミの管理は必須!
対策方法
いろんな帰り道のパターンを作って不審者にマークされないようにする。
シュレッダーやハサミを使って個人情報の部分をわからなくする。
玄関のマーキング
訪問販売や押し売り、空き巣や泥棒などは、実は犯罪者同士でしかわからないマーキングを行っています。
これらの人たちは家の壁やガスメーターなどに油性ペンやシールでマークを残すんです!
ちょっと前から家の鍵付近に変なマークがあったので気になって調べてみたら泥棒や押し売り業者の暗号みたいなものでした。
すぐ消しましたけど泥棒計画中の可能性もあるので今後気を付けたいと思います。
皆さんの家の鍵付近も何かマークがついていないか帰ったら確認してください。#拡散希望 pic.twitter.com/z8KuoFz3eE— ぽむぽむしん🍑( ‘-‘ 🍑 )モモチャン (@ogipomu) 2018年6月4日
例えば「W」だと“独身女性が住んでいる”という意味になります。
このマーキングをされてしまうと犯罪に巻き込まれる可能性がさらに高くなるので、対策が必要です!
シールなら剥がす、油性ペンならネイルの除光液で落とすことができます。
玄関周りのチェックも頻繁に行っておきましょう。
女性一人暮らしの物件選びで気をつけること
上京して一人暮らしをするなら、快適な部屋を選ぶことは欠かせないですよね!
そのためには、物件選びで気を付けるべきことが様々あります。
安全で素敵な上京ライフを過ごすために、一人暮らしをする女性が物件選びで気を付けて欲しいことをまとめました。
ぜひご覧ください!
東京には事故物件が多い!?事故物件の見分け方
最低2階以上、できれば3階以上に住む
- 1階は誰でも簡単にベランダから侵入することができるので安全性が低い
- 2階でも大丈夫ですが、ベランダの構造によっては少し安全性に乏しい場合あり
- 本当に安心できる3階以上の部屋
屋上に誰でも入れるなら、屋上を伝って最上階の部屋に侵入することもできるので、中層階が一番安全です。
私も女性の一人暮らしのご相談をされたときは、希望がなければ3階以上の部屋を紹介するようにしています。
3階以上の部屋なら、エレベーター付きのマンションを選ぶことも合わせて意識しておくと良いですよ!
オートロックのある物件を選ぶ
オートロックがあると、インターホンが二重になってセキュリティレベルがかなり上がります。
特に防犯性を重視される方、女性の一人暮らしには、オートロックが付いている物件がおすすめです!
ただ、オートロックがあったとしても、住人が入る隙を狙って不審者が侵入する可能性もゼロではありません。
信用しすぎず、自分の部屋の鍵は必ず戸締りしましょう。
カメラ付きインターホンのある物件にする
やっぱり玄関扉の覗き穴だけでは防犯面に不安が残りますよね・・・(汗)
防犯性を上げるためにも、できるだけカメラ付きインターホンのある物件を選びましょう。
カメラ付きインターホンがあるマンションは、数ある物件の中でも非常に防犯レベルが高い位置付けにあります。
一人暮らしを狙った犯罪者も、カメラ付きインターホンがあるマンションは警戒するようです。
自分の身を守る上で、まず犯罪に巻き込まれにくくすることも、対策としてはとっても大切ですよ!
収納のあるところを選ぶ
収納があれば、自分で収納家具を購入する必要がありません。
特に女性の場合は、ミニマリストでなければ服や小物を収納できる収納スペースはあればあるほど嬉しいですよね。
クローゼットがあればロング丈のコートやワンピースもシワにならず、季節物の布団や暖房器具もすっきり収納できます。
上京は何かとお金が必要ですので、収納付きマンションを選んで、家具を購入するお金を浮かせましょう!
バス・トイレは別にする
お風呂にゆっくり浸かりたいなら、断然バス・トイレ別がおすすめです!
ユニットバスの場合、体を洗うスペースが無いので、基本的にシャワーを浴びるのみになってしまいます。
- fa-circle-oメリットバス・トイレが同じ部屋だと、一度に掃除ができて楽
- fa-closeデメリットトイレの床も水浸しになり、トイレットペーパーも湿ってしまう
バス・トイレ別なら、湿気も無いですし、トイレの後の嫌な臭いがバスルームに入る心配もありません。
その分家賃が高くなりがちですが、衛生面を気にされる方は、特にバス・トイレ別の物件を選ぶことをおすすめします。
部屋の湿度
健康に快適に過ごすことができるよう、湿度にこだわることもとても大切です!
湿度が高すぎるとジメジメして気持ち悪いですし、カビや結露も増えてしまいます。
そのため、物件によって“空気が滞留して淀みやすいかどうか”は内見の段階で確認しておきましょう。
また、部屋の湿度は加湿器や除湿機、また定期的に換気をすることで調節することができます。
空気中の水分を吸収してくれる麻のカーテンを選ぶがおすすめ!
実際にあった被害
不動産会社で働いている以上、時折家に関する犯罪被害の報告を耳にすることがあります。
空き巣や強盗の被害、過去私が担当した物件では下着泥棒の被害報告もありました。
「マミさんのせいじゃないです!」と言ってはもらったものの、紹介した以上やるせない気持ちにはなりましたね・・・。
全国的な家に関する犯罪被害の件数で見ても、やはり東京や大阪など都心に行けば行くほど数字は跳ね上がります。
女性で一人暮らしするならお金で安全を買おう
東京で上京生活を送る以上、自分の身は自分で守る必要があります。
私個人としては、犯罪被害に遭わないようにするためなら、安全のために多少お金を払った方が良いと思います!
特に女性ならなおさらですね。
もし犯罪に遭って心にストレスや不安を抱えてしまえば、健康にも上京生活を楽しむのにも支障が出てしまいます。
例えば、同じエリア・広さでも1万円高い家賃の部屋を選ぶだけ。
これだけでも、オートロック付きなどセキュリティの高いマンションに住むことができます!
快適で安全な暮らしを、年間12万円払うだけで手に入れられるんです。
危険な目に遭わないように、安全な暮らしをお金で買いましょう!
まとめ
上京生活は夢いっぱいでとてもワクワクしますよね!
ですが、そのワクワクも、一度犯罪被害に遭ってしまうと不安でいっぱいの上京生活になってしまいます。
自分で防犯対策を行うことはもちろん、安全に住めるお部屋探しをすることも大切です!
他の記事では安全に住めるエリアや、家賃が安いエリアについてもまとめているので、合わせて参考にしてみてくださいね。
引越しの準備から手続きまでをこちらの記事で紹介しています!