地元に残るか上京するか迷ったときの考え方!双方のメリットを4つの視点で比較
🖋この記事を書いた人
執筆者 マミ
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。

就職や転職のタイミングで「このまま地元に残るか、思い切って上京するか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

結論からいえば、筆者は迷っているくらいなら一度状況をおすすめします!とはいえ、状況は大きな人生の転機であり迷いがあるのも当然です。

どちらを選んでも人生は続いていきますが、だからこそ後悔のない選択をしたいもの。この記事では、地元と東京、それぞれの選択肢を4つの視点から徹底比較します。自分にとってベストな答えを見つけるためのヒントにしてください。

地元に残るか上京するか迷ったら何を基準に決めるべき?

地元か上京か、この悩みに正解はありません。ただし、自分なりの判断基準をもつことで、納得のいく決断がしやすくなります。大切なのは「なんとなく」で決めないこと。

以下の3つのステップで、自分の気持ちを整理してみましょう。

  • 地元に残る理由を考えてみる
  • 上京した場合にやりたいことをリスト化してみる
  • 先輩の声を参考にしてみる

地元に残る理由を考えてみる

まずは「なぜ地元に残りたいのか」を言語化してみましょう。漠然と「地元がいい」と思っている方も多いですが、その理由を明確にすることで、本当に自分が大切にしたい価値観が見えてきます。

たとえば「家族のそばにいたい」「地元の友人関係を大切にしたい」「住み慣れた環境で安心して暮らしたい」など、理由は人それぞれです。また「親の介護が心配」「実家の事業を継ぐ予定がある」といった具体的な事情がある場合は、それも重要な判断材料になります。

地元に残る理由がポジティブなもの(「地元が好きだから」など)であれば、その選択に自信をもっていいでしょう。一方で「上京するのが怖いから」「失敗したくないから」といったネガティブな理由が中心の場合は、もう少し深く自分の気持ちを掘り下げてみることをおすすめします。

上京した場合にやりたいことをリスト化してみる

次に、上京した場合の自分をイメージしてみましょう。東京でやってみたいこと、挑戦したいことを具体的にリストアップしてみてください。

「特定の業界で働きたい」「スキルアップできる環境に身を置きたい」「いろんな人と出会いたい」「都会の生活を経験してみたい」など、どんな小さなことでも構いません。リストを書き出すことで、上京への本気度や目的意識がはっきりしてきます。

リストの数が多ければ多いほど、上京へのモチベーションは高いといえます。

逆に「なんとなく東京に憧れている」だけで具体的なやりたいことが浮かばない場合は、もう一度じっくり考えてみる必要があるかもしれません。目的が曖昧なまま上京すると、想像以上に大変な一人暮らしの中で心が折れてしまうこともあります。

先輩の声を参考にしてみる

実際に上京した人、地元に残った人、それぞれの体験談を聞いてみるのも効果的です。身近に該当する先輩がいれば直接話を聞いてみましょう。SNSやブログ、YouTubeなどでリアルな体験談を探すのもおすすめです。

上京した人からは「最初は寂しかったけど、新しい出会いがあって視野が広がった」「やりたい仕事に就けた」といったポジティブな声がある一方、「思った以上にお金がかかる」「地元の友達と疎遠になった」という声も聞かれます。

地元に残った人からは「安定した生活を送れている」「家族との時間を大切にできている」という声がある反面、「もっと若いうちに挑戦しておけばよかった」という後悔の声もあります。

さまざまな意見に触れることで、自分の状況と照らし合わせながら判断できるようになります。

徹底比較!地元に残る場合と上京した場合のメリット

ここからは、より具体的に地元と東京を比較していきます。お給料、交友関係、自立、遊ぶ場所という4つの視点から、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。自分が何を重視するかによって、最適な選択は変わってきます。

  • お給料
  • 交友関係
  • 自立
  • 遊ぶ場所や楽しみ方

お給料

収入面では、都市部の方が高い傾向にあるのは事実です。厚生労働省の調査「(11) 都道府県別にみた賃金」によると、東京都の平均賃金は40万円超と全国でダントツの高さで、神奈川県や大阪府がそれに続きます。一方、地方では30万円を下回る地域も多く、最も低い青森県は27万円台となっています。 

もちろん東京は物価も家賃も高いため、額面通りに「東京の方がお得」とはいい切れません。地元で実家暮らしをすれば、家賃や光熱費を大幅に抑えられます。ただし、キャリアアップや昇給のチャンスは東京の方が多い傾向にあり、長期的な収入アップを狙うなら上京も選択肢に入ります。

最近はリモートワークの普及により、東京の会社に所属しながら地方で働くスタイルも増えてきました。ただ、完全リモート可能な求人はまだ限定的で、業種や職種によっては難しいのが現状です。

交友関係

交友関係という面では、地元に残る方が心強いと感じる人も多いでしょう。幼なじみや学生時代の友人が近くにいれば、何かあったときに頼れる安心感があります。休日に気軽に会える友人がいることは、精神的な支えになります。

一方、上京すれば新しい出会いのチャンスが広がります。東京には全国から人が集まってくるため、多様なバックグラウンドをもつ人々と知り合える可能性があります。仕事を通じて、趣味のコミュニティを通じて、新たな人間関係を築いていくことで、自分の世界が大きく広がることもあります。

ただし、上京直後は孤独を感じやすいのも事実です。知り合いがいない土地でゼロから人間関係を構築していくには、それなりの努力と時間が必要です。積極的に行動できるタイプの人にとっては刺激的な環境ですが、人見知りの人にとってはハードルが高く感じるかもしれません。

自立

自立という観点では、上京して一人暮らしをする方が圧倒的に経験値を積めます。実家から離れた場所で暮らすと、否応なしにすべてを自分でこなさなければなりません。料理、洗濯、掃除、お金の管理、体調管理など、生活に必要なスキルが自然と身についていきます。

地元に残る場合、実家暮らしを選ぶ人が多いでしょう。経済的にはメリットがありますが、どうしても親に甘えてしまいがちです。「実家があるのに一人暮らしはもったいない」という考えから、なかなか自立の一歩を踏み出せない人も少なくありません。

地元で一人暮らしをするという選択肢もありますが、実家が近いとつい頻繁に帰ってしまったり、ご飯を食べに行ったりと、完全な自立とはいいにくい状況になりがちです。上京すれば物理的に実家との距離があるため、強制的に自分でなんとかする環境が生まれます。この「背水の陣」のような状況が、自立を加速させるのです。

遊ぶ場所や楽しみ方

娯楽やエンターテインメントの選択肢という点では、東京に軍配が上がります。話題のカフェやレストラン、最新の映画、有名アーティストのライブ、美術館や博物館の特別展など、東京でしか体験できないものは数多くあります。流行の発信地である東京にいれば、常に新しい刺激を受けられます。

一方で、地元には地元ならではの楽しみ方があります。自然豊かな環境でアウトドアを楽しんだり、地元の仲間とバーベキューをしたり、都会では味わえないゆったりとした時間の過ごし方ができます。人混みのストレスがない分、のびのびと休日を過ごせるのは大きなメリットです。

また、東京は娯楽の選択肢が多い分、お金も使いやすい環境です。「あれもこれも」と欲張っていると、あっという間にお金がなくなってしまいます。自制心をもって付き合う必要があるでしょう。地元であれば、お金をかけずに楽しめる遊び方も多く、貯金しやすい環境ともいえます。

一度上京して、ダメなら地元に帰るのもアリ

ここまで比較してきましたが、もし少しでも「上京してみたい」という気持ちがあるなら、一度挑戦してみることをおすすめします。上京したからといって、二度と地元に帰れなくなるわけではありません。

心理学の研究でも、人は「やって失敗したこと」よりも「やらずに諦めたこと」に対して強い後悔を感じるといわれています。「あのとき上京していたらどうなっていただろう」という「たられば」を抱えて生きるよりも、実際に経験してみた方が、どんな結果であれ納得感があります。

上京してみて地元の良さが見えることもあるでしょうし、東京の方が居心地が良いと思う人もいます。実際に筆者も、上京直後は「東京って最悪、地元に帰りたい」と思っていたのですが、長く住んでいるうちに、実家の方が居心地が悪くなってきてしまいました。

このように、人の考え方は変わるもの。一度経験をしてみないと、上京した方が良いか、地元の方が良いかは決められません。

もし上京してみて「やっぱり自分には地元の方が合っている」と感じたら、そのときは帰ればいいのです。むしろ一度外の世界を知ることで、地元の良さに改めて気づくこともあるでしょう。大丈夫、うまくいかなくても帰る場所があるのだから、思い切って飛び込んでみてください。

まとめ

地元に残るか上京するか、どちらが正解かは人によって異なります。大切なのは、自分自身の価値観や目的をしっかり見つめ、納得のいく選択をすることです。

お給料や自立の面では上京にメリットがあり、交友関係や安心感という面では地元に残る選択にも十分な魅力があります。どちらを選んでも、その後の行動次第で人生はいくらでも変えていけます。東京は魅力的な街ですし、なりたい自分になるチャンスも多いです。迷っているなら、まずは上京した場合にやりたいことをリスト化してみてください。具体的な目標が見えてくれば、おのずと答えが出てくるはずです。そして少しでも「上京してみたい」という気持ちがあるなら、若いうちに一歩踏み出してみることをおすすめします!

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