

就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
大学生活を送るなかで、アルバイトに何度応募しても不採用が続くと、「自分に何か問題があるのでは」と不安になってしまうものです。
しかし実際には、大学生がバイトに落ちるのは決して珍しいことではありません。
人気の職種では競争率が高く、スケジュールの都合で不採用になるケースも多いのです。
この記事では、バイトに落ちまくる大学生に共通する特徴を明らかにし、採用されるための具体的な対策をお伝えします。
さらに、受かりやすいバイト探しのコツも紹介しますので、次の応募では自信をもって面接に臨めるでしょう。
バイトに落ちまくりな大学生は意外と多い

大学生でバイトに落ちるのは珍しいことではありません。
むしろ、複数の職場に応募して初めて採用が決まるのが一般的といえるでしょう。
大学生は授業の都合やプライベートで忙しく、シフトに穴をあけることも多いため、パートの主婦などよりも優遇されにくい立場にあります。
企業側としては、安定して長時間働ける人材を優先したいと考えるのは当然のことです。
また、大学生が狙うアルバイトは、カフェや雑貨店、アパレルといった競争率の高い人気バイトも多く、合格率が低いのは当たり前の状況です。
一つの求人に対して10人以上が応募するケースもあり、条件面で劣ると判断されれば不採用になってしまいます。
つまり、あなた自身がやばいわけではないのです。
バイトに落ちまくる状況は、応募先の選び方や面接での振る舞いを少し改善するだけで大きく変わる可能性があります。
バイトに落ちまくる大学生の特徴

バイトに落ちやすい大学生には、いくつかの共通点が見られます。
ここでは、採用担当者が気にする代表的なポイントを紹介しますので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
- バイトの面接に遅刻したり挨拶ができない
- 働けるシフトが極端に少ない
- 大型連休は休みたいと面接で言ってしまう
- 髪型やネイルなどが職場のルールに沿っていない
- 声が小さくて面接官と目を合わせられない
バイトの面接に遅刻したり挨拶ができない
面接に遅刻したり、挨拶がきちんとできない大学生は、第一印象の時点で大きく評価を下げてしまいます。
採用担当者は、面接での態度から実際の勤務態度を想像するため、時間にルーズな人や礼儀がなっていない人は「仕事でも同じ問題を起こすだろう」と判断されがちです。
遅刻の理由がどれだけやむを得ないものであっても、事前連絡がなければ印象は最悪となります。
また、入室時の挨拶や退室時のお礼が言えないと、社会人としての基本が身についていないと見なされてしまうでしょう。
面接は自分を売り込む場です。
遅刻をしないよう余裕をもって到着し、明るくハキハキとした挨拶を心がけることで、誠実で真面目な人物という印象を与えられます。
働けるシフト数が極端に少ない
週に1回しか入れない、もしくは1回あたりの勤務時間が2時間程度と極端に短い場合、採用される可能性は低くなります。雇用側としては、ある程度まとまった時間働ける人材を優先したいと考えるのが一般的です。
特に飲食店や小売店では、シフトの穴を埋められる人数を確保したいため、柔軟に対応できる応募者が有利になります。
授業やサークル活動で忙しいのは理解できますが、あまりにも制約が多いと「この人を雇うメリットが少ない」と判断されてしまうでしょう。
もし週1回程度しか働けない場合は、短時間勤務でも歓迎している職場や、単発のイベントスタッフなど柔軟なシフトが可能な職種を選ぶのがおすすめです。
大型連休などは休みたいと面接で言ってしまう
外せない予定が決まっている場合は伝えても良いですが、あらかじめ「ゴールデンウィークや年末年始は絶対に出ません」と宣言したりするのは避けるべきです。
皆が休みがちな繁忙期なので、その時期に出られないと、あえて大学生を取る理由がないと判断されてしまいます。
飲食店や小売店などのサービス業では、大型連休こそがかき入れ時であり、人手が最も必要な時期です。
そのタイミングで休みたいと主張すると、採用担当者は「他の人を優先しよう」と考えるのが自然でしょう。
どうしても外せない予定がある場合は、面接の段階で具体的な日程を伝え、それ以外の時期は積極的に働ける姿勢を見せることが大切です。
髪型やネイルなどが職場のルールに沿っていない
面接の時点で、明るすぎる髪色や派手なネイル、過度なアクセサリーをしていると、職場の規定に合わない人物と判断されてしまいます。
特に接客業や飲食業では、清潔感や身だしなみに厳しい基準が設けられている場合が多いでしょう。
採用担当者は、面接での見た目から「この人は職場のルールを守れるだろうか」と判断します。
たとえ仕事の能力が高くても、身だしなみの面で問題があれば採用を見送られる可能性が高いのです。
応募前に職場の服装規程を確認し、面接時にはそれに沿った身だしなみに整えることで、真面目で誠実な印象を与えられます。
声が小さくて面接官と目を合わせられない
声が小さく、面接官と目を合わせられない態度は、自信のなさやコミュニケーション能力の低さを感じさせてしまいます。
特に接客業では、お客様と明るく接する能力が求められるため、面接での様子がそのまま評価に直結するでしょう。
緊張するのは当然ですが、ボソボソと小さな声で話したり、視線を合わせずに下を向いたままでは、「この人は接客に向いていない」と判断されてしまいます。
裏方の仕事であっても、スタッフ同士の連携が必要なため、コミュニケーションが取れない人は敬遠されがちです。
面接では意識的に声のトーンを上げ、相手の目を見て話すよう心がけましょう。
笑顔を忘れずに、明るく元気な印象を与えることが採用への近道となります。
バイトに落ちまくりな大学生がバイトに受かるには

バイトに落ち続けている状況を改善するには、面接での振る舞いや準備の仕方を見直す必要があります。
ここでは、採用される確率を高めるための具体的な対策を紹介します。
- 基本的な社会人のルールを守る
- バイト先の服装規定を確認して身だしなみを整える
- 「真面目そう」「元気そう」「誠実そう」に見える振る舞いをする
基本的な社会人のルールを守る
面接では、時間厳守や適切な挨拶といった基本的なマナーを徹底することが最優先です。
どれだけスキルや経験があっても、社会人としての基礎ができていなければ採用されません。
面接には最低でも10分前には到着し、受付で名前を名乗る際にはハキハキと話しましょう。
入室時には「失礼します」、退室時には「ありがとうございました」と丁寧にお礼を述べることで、礼儀正しい印象を与えられます。
また、履歴書の書き方にも注意が必要です。誤字脱字がないか確認し、丁寧な字で記入することで、真面目で几帳面な人物というイメージをもってもらえます。
細かい部分まで気を配る姿勢が、採用担当者の信頼を得る鍵となるでしょう。
バイト先の服装規程を確認して身だしなみを整える
応募先の職場がどのような身だしなみを求めているのか、事前に確認しておくことが重要です。
求人情報や企業のウェブサイトをチェックし、髪色や服装の規定に合わせた見た目で面接に臨みましょう。
飲食店や販売職では、清潔感が何よりも重視されます。派手な髪色やネイルは避け、シンプルで落ち着いた印象を心がけることで、採用担当者に好印象を与えられます。
男性であれば髭を剃り、女性であれば控えめなメイクにするなど、細部まで配慮することが大切です。
もし自由度の高い職場を希望するなら、あらかじめ「髪色自由」「服装自由」と明記されている求人を選ぶとよいでしょう。
「真面目そう」「元気そう」「誠実そう」に見える振る舞いをする
面接では、採用担当者が「この人と一緒に働きたい」と思えるかどうかが重要なポイントとなります。
真面目そうで元気があり、誠実な印象を与える振る舞いを意識しましょう。
具体的には、背筋を伸ばして姿勢を正し、面接官の質問にはしっかりと相手の目を見て答えることが大切です。
声のトーンは普段より少し高めにし、明るくハキハキと話すことで、やる気と前向きさが伝わります。
また、質問に対して曖昧な返答をせず、「はい」「いいえ」をはっきりと述べることで、誠実で信頼できる人物という印象を与えられるでしょう。
笑顔を忘れずに、相手に好印象を残すことを心がけてください。
受かりやすいバイト探しのコツ

面接での振る舞いを改善するだけでなく、応募先の選び方を工夫することで、採用される確率は大きく上がります。
ここでは、大学生が受かりやすいバイトの探し方を紹介します。
- 「未経験歓迎」「急募」「大学生歓迎」のバイトに応募する
- 自分の性格に合っている職種に応募する
- 服装や髪型・ネイルの自由度が高いバイトを探す
- 「シフト自由」「短期可」などシフトが柔軟なバイトに応募する
「未経験歓迎」「急募」「大学生歓迎」のバイトに応募する
求人情報に「未経験歓迎」「急募」「大学生歓迎」といった記載がある職場は、採用のハードルが比較的低く、初めてバイトをする人でも受かりやすい傾向にあります。
特に「急募」の場合は、早急に人手を確保したいという事情があるため、条件が合えばスムーズに採用される可能性が高いでしょう。
未経験歓迎の職場では、研修制度がしっかりしていることが多く、仕事を覚えるのに時間がかかっても問題ありません。
また、大学生歓迎と明記されている求人は、学業との両立に理解があり、シフトの融通が利きやすいケースが多いのです。
求人サイトで検索する際には、これらのキーワードを積極的に活用し、自分に合った職場を見つけましょう。
自分の性格に合っている職種に応募する
バイトに受かるためには、自分の性格や得意分野に合った職種を選ぶことが重要です。
人と話すのが好きなら接客業、黙々と作業するのが好きなら倉庫作業や清掃といった裏方の仕事が向いているでしょう。
性格に合わない職種に無理して応募すると、面接でも自信のなさが伝わってしまい、不採用になる可能性が高まります。
逆に、自分の強みを活かせる職種であれば、面接でも堂々とアピールでき、採用担当者に好印象を与えられるのです。
まずは自分がどのような環境で働きたいのか、どんな仕事なら楽しく続けられそうかを考えてみましょう。
自己分析をしっかりおこなうことで、ミスマッチを防ぎ、長く働ける職場に出会えます。
服装や髪型・ネイルの自由度が高いバイトを探す
もし髪色やネイルを楽しみたいなら、身だしなみの自由度が高い職場を選ぶのが賢明な選択です。
アパレルショップやカフェ、イベントスタッフなどでは、個性的な見た目が許容されている場合も多く、自分らしさを保ちながら働けます。
求人情報に「髪色自由」「ネイル可」と記載されている職場を探せば、面接の段階で身だしなみを理由に落とされる心配がありません。
また、自由度の高い職場は比較的カジュアルな雰囲気であることが多く、リラックスして働ける環境が整っているでしょう。
ただし、自由度が高い分、競争率も高くなる傾向があるため、面接での態度や受け答えはしっかりと準備しておく必要があります。
「シフト自由」「短期可」などシフトが柔軟なバイトに応募する
授業やサークル活動で忙しい大学生には、シフトの融通が利く職場を選ぶことが採用への近道となります。
「シフト自由」「短期可」「週1日から可」といった条件の求人であれば、スケジュールの制約が多くても採用される可能性が高まるでしょう。
イベントスタッフや試験監督、単発の軽作業などは、シフトが柔軟で自分の都合に合わせて働けるため、大学生に人気があります。
また、こうした職場では多くの人が出入りするため、常に人手を必要としており、採用されやすい傾向にあるのです。
長期的に安定して働くのが難しい場合でも、短期や単発の仕事を組み合わせることで、無理なく収入を得られます。
自分のライフスタイルに合った働き方を選びましょう。
まとめ
バイトに落ちまくる状況は、大学生にとって決して珍しいことではありません。
競争率の高い人気バイトや、スケジュールの都合で不採用になるケースが多いため、落ち込む必要はないのです。
まずは面接での振る舞いを見直し、時間厳守や挨拶といった基本的なマナーを徹底しましょう。
また、身だしなみを職場の規定に合わせ、明るく元気な印象を与えることで、採用される確率は大きく上がります。
さらに、「未経験歓迎」「急募」「シフト自由」といったキーワードで求人を探し、自分の性格や生活スタイルに合った職場を選ぶことが成功の鍵となるでしょう。
次の応募では自信をもって臨み、理想のバイトを手に入れてください。