女性の一人暮らしするなら絶対にやっておきたい自宅・夜道の防犯対策
🖋この記事を書いた人
皆さんこんにちは。
就職と同時に上京してきました。
今は丸の内の不動産会社で営業マンをしている"マミ"です。
執筆者 マミ

「初めての一人暮らしなので犯罪に遭わないか心配」

「念のため防犯対策をしっかりしておきたい」

そうお考えの女性に向けて、一人暮らしするなら絶対にしておきたい自宅や夜道の防犯対策を紹介します。

犯罪のターゲットになるリスクを抑えるために、無料で簡単にできる工夫もたくさんあるので、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

一人暮らしの女性が気をつけるべき犯罪

東京の犯罪(令和5年版)によると、女性を対象とした性的な犯罪のうち、40%以上は自宅内で起こっています。

一人暮らしの場合、他にもさまざまな犯罪のターゲットにされることもあり、防犯意識を高めていかなくてはなりません。

一人暮らし女性が特に気をつけるべき犯罪は以下の通りです。

  • 空き巣
  • 強盗
  • 下着泥棒
  • 強制わいせつ
  • ストーキング
  • 盗聴・盗撮

このように、一人暮らし女性が被害に遭う危険性がある犯罪はたくさんあります。

できる限りの防犯対策をとるために、以下で詳しく解説します。

【自宅編】無料でできる一人暮らし女性の防犯対策

まずは、今日からすぐにできる無料の防犯対策を紹介します。

  1. 洗濯物は外に干さない
  2. 女性らしいカーテンは使わない
  3. 郵便物はこまめに回収する
  4. ゴミの出し方に注意する
  5. 人が来てもすぐに玄関ドアを開けない
  6. 部屋に入るときは後ろを確認する
  7. エレベーターは1人で乗る

洗濯物は外に干さない

洗濯物はできる限りベランダに干さないようにしましょう。

犯罪から身を守るためには、女性が住んでいることを悟られないようにする必要がありますが、もし洗濯物を外に干せば、犯罪者は「女性の一人暮らしだ」とひと目でわかってしまいます。

女性の一人暮らしならターゲットにしやすいため、部屋に押しかけたり、夜道で待ち伏せしたり、さらには抵抗されにくいと見れば強盗に入られる可能性もあります。

干している下着を取られる危険性もあるため、極力洗濯物は外に干さないようにしましょう。

どうしても外干ししたい場合は、男性の服や下着を一緒に干して、男性と一緒に住んでいるようなアピールをしておくとよいですよ。

女性らしいカーテンは使わない

女性が住んでいることを悟られないようにする工夫の2つ目は、女性らしい色や柄のカーテンを使用しないことです。

例えばピンク色のカーテンをつけている家を見かけたら、大半の人は「女性が住んでいるんだな」と推測するでしょう。

犯罪のターゲットにならないためには、女性らしい雰囲気を消すことが重要です。

ベージュ・グリーン・ブルー・グレーなど、住んでいる人の性別がわかりにくいカーテンを使用するのがおすすめです。

郵便物はこまめに回収する

ポストに入っている郵便物はこまめに回収しておきましょう。

郵便物が溜まっていると、「長期間不在にしているのかな」と思われて、空き巣のターゲットにされる危険性が高まります。

面倒であっても、定期的にポストの中を確認しておくことが大切です。

ゴミの出し方に注意する

ゴミを出すときは、個人情報が見えにくいように工夫しましょう。

ゴミを捨てるときの工夫
  1. 個人情報が載っている手紙などはシュレッダーしたりハサミで細かく切ったりする
  2. 下着は細かく切り刻む
  3. 生理用品は中身が見えない袋に入れる

ハガキや手紙には、住所・名前・電話番号が記載されていることも少なくありません。もし以上のような工夫をせずに捨てると、ゴミを漁られれば一瞬で個人情報が犯人の手に渡ってしまいます。

身の安全を守るためにも、普段からゴミ捨ての際には気をつけておきましょう。

人が来てもすぐに玄関ドアを開けない

インターホンが鳴っても、すぐに玄関ドアを開けるのは避けましょう。宅配便・警察などがやってきても、なりすましの可能性があります。

過去には、宅配便を装って強盗に押し入った事件も発生しました。

いきなりドアを開けてしまうと、不審者に体を入れられて室内に侵入される危険性があります。ましてや、侵入後にドアをロックされれば追い出すことは非常に難しくなります。

訪問者をすぐに信じたり、安易にドアを開けたりしないようにしてくださいね。

まずはチェーンをかけた状態でドアを開き、問題ない場合のみ、改めてドアを開けましょう。

部屋に入るときは後ろを確認する

部屋に入るときは、必ず周囲を確認しましょう。

  • 女性がオートロックを解除するタイミングを見計らって一緒に入ってこようとする人
  • マンションの同じフロアまで着いてくる人

このような人がいれば要注意です。

玄関の鍵を開けた瞬間、無理やりドアをこじ開けて室内に侵入される危険性があります。

マンションやアパートの敷地内に入ったからといって安心することなく、部屋に入って鍵をかけるまでは周囲への注意を怠らないようにしてくださいね。

エレベーターは1人で乗る

エレベーターは密室であるため、犯罪が起きやすい場所でもあります。

知らない人と一緒になるタイミングがあれば、譲ったり階段に変えたりと、密室で2人きりになることを避けましょう。

なんの悪意もない人には「一緒に乗りたくないのか」と思われてしまうかもしれませんが、犯罪を未然に防ぐためには仕方ないと割り切るとよいですね。

【自宅編】一人暮らし女性におすすめの防犯対策グッズ

続いて、自宅にセッティングしておきたい、女性の一人暮らしにおすすめの防犯グッズを紹介します。

おすすめする商品 おすすめの理由
遮光カーテン 昼夜問わず、中の人影が外に透けにくいため、プライバシーを守れる。

入手しやすいので手軽に取り入れられる。

窓の補助錠 窓のサッシに簡単に取り付けできる補助錠で、窓からの侵入に時間がかかるため空き巣被害を防げる。
防犯フィルム 窓ガラスに貼ることで、窓が割れにくくなる。

窓からの侵入に時間がかかるため空き巣被害を防げる。

地震発生時のガラス飛散防止にもおすすめ。

ドアスコープカバー 玄関ドアのスコープ部分からの覗きを防止する。

専用のものを購入しない場合も、テープなどで目隠しするのがおすすめ。

サムターン防止カバー サムターンは多く使用されている鍵の形状。玄関ドアをこじ開けたり、工具を入れて開錠しようとしたりする「サムターン回し」という侵入手口を防げる。

両面テープなどで簡単に設置できる。

センサーライト 人や動物などの動きによって自動的に光るライト。

こっそり侵入したい不審者にとっては嫌な設備なので、空き巣を防ぐ効果がある。

防犯スプレー 不審者と出くわしたとき、相手に噴霧することで動きを止め、逃げる時間を稼げる。

護身用品として、持っておくのがおすすめ。

盗聴・盗撮センサー 自宅に隠された盗聴器やカメラの微弱電波を探知する。

電波を出さないタイプのカメラの場合は赤色LEDの反射をとらえるセンサーを使用するが、精度に差があるため不安な場合は専門業者に依頼するのがおすすめ。

手頃な価格で購入できるものも多いので、ぜひ取り入れてみてください。

ちょっとした工夫をしておくだけで、犯罪のターゲットになる可能性を下げられますよ。

【夜道編】一人暮らし女性の防犯対策

続いて、仕事・学校帰りの夜道での防犯対策を紹介します。

  1. 人通りが少ない道・街灯がなく暗い道は避ける
  2. コンビニでの買い物に注意する
  3. ながら歩きはしない

夜道では強盗・不同意わいせつなどの犯罪が発生しやすいため、安全のために日頃から対策をとってくださいね。

人通りが少ない道・街灯がなく暗い道は避ける

女性が1人で歩く場合は、人通りが少ない道・街灯がなく暗い道を避けましょう。

もし何かあっても助けを呼びづらいため、このような場所を狙っている不審者がいます。

具体的には、以下のような場所はできるだけ避けましょう。

  • 照明が届かない道路
  • 見通しが悪い道路・公園
  • 駐車場や空き地に面した道路
  • 大通りから一本入った道路

人通りがあり、街灯や照明がある道路を選んで、荷物は車道と反対側に持って歩くのがおすすめです。

コンビニでの買い物に注意する

コンビニでの買い物は、昼夜問わず内容に気をつけましょう。

  • 牛乳やアイスを買うと、家が近いことがバレる
  • 一人分の食事を買うと、一人暮らしだとバレる

このように買い物の内容によって犯罪のターゲットにされてしまう可能性もあります。

さらに夜に買い物をすると、家までつけられる可能性も。

買い物はできるだけスーパーでまとめて済ませておき、コンビニの利用を控えることも一つの防犯対策になりますよ。

ながら歩きはしない

夜道での「ながら歩き」は絶対にやめましょう。

スマホを見たり、イヤホンを耳につけたまま歩いたりしていると、周囲への意識が薄れているところを狙われる危険性があります。

  • カバンをひったくられる
  • いきなり車に連れ込まれる
  • こっそり後をつけられる
  • わいせつな行為をされる

以上のような犯罪被害に遭わないためにも、夜道を歩くときは「ながら歩き」をやめ、周囲への注意を怠らないようにしましょう。

【夜道編】一人暮らし女性におすすめの防犯対策グッズ

夜道での犯罪被害を未然に防ぐためにおすすめの防犯対策グッズを紹介します。

おすすめする商品 おすすめの理由
防犯ブザー いざというときに爆音を鳴らせるので、周囲へ異変を伝えられる。

カバンにつけておくことで警戒心をアピールでき、犯罪を抑止する効果がある。

見守りサービス GPS機能搭載のモバイル端末で、状況に応じてセキュリティ会社に緊急通報が入る。

110番・119番通報ができ、ガードマンの駆けつけも利用できる。

  • 身につけておくだけで犯罪を抑止できる
  • 加入しておけばいざというときに最善の行動が取れる

そんな効果があるので、不安な方はぜひ取り入れてみてくださいね。

まとめ

女性の一人暮らしは、残念ながら犯罪のターゲットとされる危険性があります。

日頃から防犯対策をしておくことで未然に防げる犯罪もあるため、すぐにできることはぜひ今日から実践してみてください。

またご紹介した通り、自宅での対策を万全にしていても、夜道で何らかの被害に遭う危険性もあります。

自宅だけでなく、通学通勤での移動の際にも十分に注意してくださいね。

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